検索サイトとしてのGoogleは無視できない。
Googleは検索を行う会社です。世界一の研究チームを有し、ユーザーの利便性を上げるための、日々の研究、サービス提供とアップデートを行っています。
日本国内でもブラウザ検索シェアトップ!
世界のシェアNo1はもとより、2019年10月時点の日本国内においてもPCでのブラウザ検索シェアはおよそ76% モバイル検索でも74%と他社の追従を許しません。Web検索においてGoogleは無視できません。
Googleの始まり
1998年にスタンフォード大学に在籍していた、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが世界中の情報を整理し誰もがアクセス出来る様にしたいとの思いで、知人のガレージの一部を借りて始めたのがGoogleの始まりです。

当時、お金がない学生の身分だったため、おもちゃのレゴで組み上げたサーバーを使っていたそうで、ちゃんとしたオフィスも無くただ「世界を便利にしたい」そんな学生2人の思いがGoogleの始まりです。
その苦労した時の思いを忘れないため超一流企業になった今でも、レゴをイメージしたカラーのロゴマークになっています。派手なロゴマークのカラーはここから来ているんです!
Googleは検索ユーザーが自分達に助けを求めていると考えている。
そのためブラウザは極力シンプルにし検索結果を1秒でも早く表示する、広告はユーザーが求めている情報に関係する物だけを邪魔にならない所に表示する、ユーザーにとってストレスのないブラウザだから利用者も多いのです。
多くのユーザーがGoogleの提供サービスを使い、そこに付随した企業広告収入でGoogleは成り立っており、つまり、より良いものを研究・提供していかないとユーザーが離れ、広告主である企業も離れてしまうという事、だから検索ユーザー第一と考えているのです!
検索ユーザーを第一と考え、その事実を忘れないため、また自分たちが間違った方向に進んでいないかを今一度確認するために、Googleのポリシー「10の事実」を自社サイトで公開しています。
ここに、ユーザーに焦点を絞れば他のものは付いてくる、悪い事(お金で検索順位を操作)をしなくてもお金は稼げるとも謳っています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
Google が掲げる 10 の事実より抜粋
Googleを理解するためにここはとても重要になります!Googleは様々なサービスにガイドラインを設定しています、ユーザー第一と考えるGoogleはユーザーに不利益になるようなガイドライン違反は容赦しません、ペナルティだけは避けておきたいところです。
Googleが提供するWeb検索について

前途のとおり、困っているユーザーを助けるためGoogleは最適な検索結果を届ける様々な試みをしています。
Web検索ではAIが検索キーワードから最適であろうページを上位表示しています。
しかし中には例外もあり、的確なキーワードが含まれていても”評価の低いページ”、検索アクセスが最も多いスマホ等の端末を軽視した”モバイル非対応” ユーザーの個人情報保護の観点から”セキュリティーレベルが低いページ”などは検索結果の上位には含まれて来ません、これはGoogleが2018年から実際に行っている事です。
他にも多数のルールがあり、その数は200以上とも言われています。そのルールが検索アルゴリズムと言われるもので公開されている情報も勿論ありますが、その多くは非公開です。自社のサイトを上位表示させるためにはユーザーファーストと考えているGoogleの思いを読み取っていくしかありません。
Googleの検索結果に上位表示させる施策をSEO(サーチエンジン最適化)といい、専門知識が必要なため、多くの企業や施設は専門業者に委託しています。その事から自社のWebサイト(HP)を上位表示させることは不可能ではありませんが、非常に困難な状況になっています。
しかし検索結果の1ページ目、しかも1番目立つ場所であるローカル検索エリアに表示させる施策があり一般にはLSEOまたはMEOと呼ばれ、対応している施設も限られており現時点ではSEOほど壁は高くありません。
Googleマップ検索について

Googleマップを単なるインターネット地図サービスと思っている企業や施設は少なくありません。しかしGoogleの考えるGoogleマップはローカル検索サービスというカテゴリーで、施設とユーザーのマッチング、そしてWeb情報と深い繋がりを持たせているプラットフォームなのです。
ユーザーが検索する理由で急な判断を迫られている事案を例えます。
例えば、外出先などで急に子供が体調不良を訴えたとします、重症な場合は救急車を手配するのは当たり前ですが、緊急ではないが早く対処したい、そんな時にポケットの中のスマートフォンを利用すれば手っ取り早く、Web検索や現在地を基準とした検索のGoogleマップつまりGPSで周辺施設を検索できます。
今までのWeb検索では、直ぐ近くに専門医があるにも関わらずSEO施策を行っている施設の情報またはWeb上にサイトを公開している施設しか情報は出てきませんでした。
この問題を解決するためのツール、Googleがずっと開発を続けてきたWeb情報と深い繋がりを持ったローカル検索アプリケーション”Googleマップ”です。
マイクボタンを押して、”小児科”と発すれば近くの施設をリストアップしてくれますし、通常Web検索では”小児科”と言えばローカル情報を上部に表示。
またGoogleのアシスタント機能が連動していますので、子供を抱え両手がふさがっていても ”Ok Google近くの小児科までナビゲーションして” と言えば自動的にGoogleマップが起動して案内してくれます。
しかし検索キーワードが複雑になった場合は検索結果表示が変わってきます、例えば症状が含まれるなど「腹痛」「嘔吐」「発熱」などが組み合わさるキーワードではWebサイトの情報が重要になってきますので自社のWebサイト(HP)も非常に重要です。
自社サイトの重要性:これはGoogleマップというアプリケーションが、元々Web情報(自社サイトや電話番号登録情報など)から構成されているからです。
ユーザーが必要としているとき、検索から僅か数タップで目的地まで案内を開始し、問い合わせや確認のための通話機能も装備、休業日や時間外であればその旨の音声通知もあります。
「ユーザーは自分たちに助けを求めている」Googleとしてもっとユーザーのために出来る事はないか?何をすれば利便性を上げられるのかを追及していった結果、現在のGoogleマップが出来上がりました、今後も更なる進化を続けていくことでしょう。
将来的なGoogleマップ
2016年頃から車載ナビゲーションやオーディオがandoroidシステム搭載となり始め、Googleマップをダウンロードして利用できるようになりました。
これがどういう意味を持つのか?カーナビの地図は自動で最新のものにアップデートされ、しかもお店や情報等も日々アップされるGoogleマップがナビゲーションなのです。
アシスタントを介し車とネット、ユーザーが繋がり目的地を設定、必要であれば予約まで出来る時代まさにIOTということです。
ユーザーと車がコミュニケーションを取りながら目的をこなす、近い将来カーナビがGoogleマップに置き換わるでしょう。
Googleアシスタント 「すしって言ってくれ」編 YouTube
Googleアシスタント「すしって言ってくれ」編は、ドライブの帰り道にレストランを探すそんなシーンから始まります、決定権?を持つ男の子の選択シーン~お父さんがハンズフリーでレストランの予約とナビゲーション設定まで行っています。
実際にはGoogleのAIが人数と時間を電話で予約を行っているそうで、Googleの技術にも驚かされますが、手の中にあるスマートフォンという端末は、既にパソコンの機能を超えているとも思いました。
この多機能で究極ともいえるプラットホームを、多くのWebサイトやSNS、おまとめサイトなどがリンクしている理由がそこにあり、いまや無くては困るサービスになっているということも事実です。
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