Googleマップ エイプリルフール企画
Googleは毎年4月1日のエイプリルフールに様々なジョーク企画を発表しています。
始まりは2007年からのようで公式ブログで確認できます。Googleマップチームのエイプリルフールネタは2009年から始まっていて、自然災害など不幸な出来事があった年は自粛したりはありますが、毎年手の込んだ楽しい”ウソ”を提供しています。
今回、Googleマップチームの過去の記事を紹介します。
公式ブログから日本語入力チームの記事も見る事ができます、記事の最後にリンクを張っておきますので、興味のある方は別の記事も見てください。右側のメニューから検索できます、面白いですよ!他にもGoogle検索やGoogleマップの記事は集客に繋がるヒントも多くありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
2009年4月1日 ガチャピンがGoogleマップのアドバイザーに就任
「アイコンがガチャピンに変わりました!本日からガチャピンとムックがGoogleマップのアドバイザーに就任して今後は協力し合ってGoogleマップを発展させていきます」的な”ウソ”でした。
最下部にはウソを匂わす文言「※注 意この記事は2009年のエイプリルフールに投稿されたものです。」と締めています。
2011年は3月に東北太平洋地震があったため自粛
2012年4月1日 ファミリーコンピューターで利用できる「Googleマップ8ビット」を発表
様々なデバイスでGoogleマップが使えるようにファミコン版の8ビット版Googleマップを開発しましたと言っています。
YouTubeの動画は一見の価値あり、ファミコンで遊んだことのある世代ならクスッとくること間違いなし、操作画面も懐かしいあのゲームの様で・・・この記事は結構有名になったエイプリルフールネタでした。
Googleマップがゲームのドット絵になっていて、かなり手が込んでいます。
2013年4月1日 Googleマップ「宝探しモード」新登場 暗号を解いて宝探し
Googleマップストリートビュチームが、海底から超有名な海賊”ウイリアムキッドの宝の地図を発見しました。
インド洋の海底ストリートビューを撮影している時に偶然見つけたこの地図は様々な暗号からなっており、ここから冒険が始まります。
YouTube動画がこちら。
2014年4月1日 来たれ!真のポケモンマスター
ウソが誠になった有名な記事。
Googleマップチームは勇気とスキルを併せ持った「ポケモンマスター」達がGoogleを高い次元へと導いてくれる存在だと気付きポケモンマスター達に協力を仰ぐことにしました。
選りすぐりのポケモンマスターを集めるためGoogleは野生のポケモンを捕まえる「ポケモンチャレンジ」を開催し真のポケモンマスターに参加を募りました。
至る所に存在するポケモンを探すため、冒険に出る参加者たちに「最新のモバイル版Googleマップ」の入手を勧めます。きっちりインストールを勧めています。
YouTube動画もご覧ください。
この記事の後、『Pokémon GO』がリリースされ社会問題にまでなった話は有名ですね、あのポケモン達はGoogleマップ上におり、そしてゲームの開発者である野村氏は元Googleマップのエンジニアでエイプリルフールの企画にも深く関わっています。
2015年4月1日 新機能Googleパックマップ
Googleはマップをより正確で使い易いものにするために日々開発を続けていて、Googleマップがあれば知らない街に行っても困ることのない地図にしています。
しかし現実の世界には様々な場所にモンスターがいて、それらを回避するためにGoogleマップではモンスターの位置を表示して貴方の安全を守ります。
Googleパックマップ:Google Japan blog
2018年4月1日 Googleマップでウォーリーをさがせ!
Googleマップでウォーリーを探せ!エイプリルフールから1週間遊べたゲーム、Googleマップでウォーリーを探せ! ただウォーリーを探すゲーム?ですが、Googleマップの何処にでも現れる訳ではなくエイプリルフール限定のメニューからアクセスする仕組みでした。

2019年4月1日 Snake Game
Googleマップ上で遊ぶわけではないが地図上の乗客を電車で拾っていくゲーム、ブログの記事は存在しません、ただし現在でもプレイすることができます。

2020、21年はCOVID-19のため自粛
今はあまり聞かなくなったがGoogleは20%ルールという就業スタイルをとっている。これは就業時間の20%は担当分野以外の事をして良いというものです。
この20%ルールから生まれたサービスは数多くあるといい、そんなルールがこのエイプリルフールに企画だったり『Pokémon GO』を生み出したし、提供しているサービスの向上に役だってきたのではないかと思います。
消えていったサービスも少なくないが密かに生き残っているサービスもある、Googleが提供していたSNS「Google+」も提供が終了したようでも実はGoogleマップで生き延びている、コメントや問い合わせの返信機能と投稿機能は正に形を変えたGoogle+。
これらの事がGoogleマップをより使い易く進化させていて、便利さを一番感じ取っているのはユーザーです。必要な情報を探し、施設とコミュニケーションを取り、ナビゲーションなどのサービスも。
ここまで多くのコンテンツが、一つのアプリケーションの中に融合しているGooleマップはもう手放せません。
何故、GoogleがこれほどGoogleマップに力を入れているか?それはユーザーが多いのも理由の1つですが ”利用者はこんなことを望んでいるのではないか?” 利便性を追求するという姿勢からです。
利便性という意味ではスマートフォンでの利用が最も多いGoogleマップ。本来Googleは「世界中の情報を手軽にアクセスできるように」を目標にしてきましたが、現在Googleでは検索をもっと身近に、もっと楽しんで利用して欲しいという考えでも取り組んでいます。
世界中の情報を手軽に手に入れる事ができる現在でも、身近な事は意外に知らない事が多いのです。最近流れているCMでも「近く」にフォーカスした「近所は宇宙だ」はまさしくポケモンチャレンジや宝探しの様な冒険です。
これからもGoogleマップの進化と楽しいエイプリルフール記事は、是非とも続けて欲しいと願うばかりです。