Googleマップでどこかを検索した時にクチコミや写真を見たことはありませんか?
ローカルガイドとはあのクチコミや写真を投稿している人のことをいいます。
Googleマップは地図の検索機能だけでなく、その場所の情報も提供しています。
クチコミサイトといえば食べログが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。食べログは料理店にしかクチコミや写真の投稿が出来ませんがローカルガイドは違います。
Googleローカルガイドとは?
ローカルガイドはGoogleマップで検索できるところはどこにでもクチコミや写真投稿ができます。
例えば、会社や雑貨店、公園や寺社仏閣、公共トイレにも投稿可能です。新しく出来たお店やGoogleマップに掲載されていない場所も追加出来たりもします。
そして日本国内のみならず世界各国、Googleマップで検索できるところはどこでも投稿可能なのです。
また、写真や口コミを投稿することでポイントを獲得し、ポイント数に応じてローカルガイドレベルが付与され、最高レベルは10となります。

ローカルガイドポイントを集めるコツ
ローカルガイドランクをレベルアップするためのポイントを得る方法は、クチコミや写真投稿だけでなく質問に回答したり、場所の追加や編集を行ったり、情報を確認したりなどなど様々です。
写真や動画がおすすめ
レベルアップのコツはとにかく写真や動画を撮って投稿することです。またGoogleマップからの質問にしっかり全て答えることです。これらは口コミよりも全然ラクです。
口コミは文章を考えて書かないといけませんが、写真や動画は自分が撮りたいものを、ボタン一つで撮れてポイントを稼げます。
投稿した写真は、GoogleのAIの判断によって選ばれたその場所のトップ画像が、自分の写真になるととても嬉しいです。自分の写真が何人に見られたかもチェックできます。
人気スポットのトップ画像になると一気に何十万、何百万の閲覧数となるのでテンションが上がります。
クチコミの閲覧数もチェックできますが、写真よりも閲覧数は圧倒的に少ないので、ローカルガイドの活動のモチベーションを維持するためにも、写真の投稿をしてポイントを増やすことをオススメします。
質問への回答でも貯まる
また質問への回答も、次から次へと表示される質問に、ボタン1つでポチポチと答えていけば良いので楽ちんです。
質問に関しては、家で時間ある時にサクサクとこなせるので、雨の日など外出できないときにもポイント稼ぎが出来ます。
フォロー・フォロワー機能
フォロー・フォロワー機能もあります。世界中のローカルガイドをフォローしたり、フォローされたりします。ポイントが高くレベルが高いほど目につきやすいのでフォローされやすいです。
私は現在(2020年11月29日)、最高レベルのレベル10であり17万3500ポイントほどでフォロワーが417人います。日本人よりも海外からのフォロワーが圧倒的に多いです。
海外の人をフォローしていると、その国や文化にあったお店や料理の写真やクチコミを見れるので楽しいです。
いつかその国に行った時のためにGoogleマップの行きたいリストに保存したりしています。
ローカルガイドの楽しさ
最近ではインド人が投稿したインドのお寺がとても印象的でした。金色に光る象の神様“ガネーシャ”がまつられており、その存在感が圧倒的でした。(※本当は神様なので写真を撮ってはいけないのですが、こういったレアな写真や動画を見れてしまいます)
ローカルガイドという名前の通り、観光地といったメインスポットだけでなく、観光ガイドに載っていない地元(ローカル)の人しか知らないような、隠れ家的な場所を見つけていくのも楽しいです。
観光地や地元の人に人気のお店は、たいていクチコミ数や写真の数が多いです。しかし、あまり知られていないお店はローカルガイドからの投稿も少ないです。意外と美味しいお店や、人知れず素敵な公園やスポットなどを見つけて、クチコミや写真を投稿すると、自分の投稿がメインで表示されやすくなります。
その場所を検索した人が自分のクチコミや写真を見て「行きたい!」と思ってもらえるのが嬉しいです。クチコミにはオーナーからしか返信できませんが、👍グッドボタンがあるので、グッドボタンが増えると誰かの役に立てているので嬉しくなります。
これがモチベーションとなり、新たな投稿に繋がっていきます。
ローカルガイドの活動意義
ローカルガイドの役割とは、Googleのマップ開発への貢献がひとつの大きな要素ではありますが、もうひとつの大きな役割とも言えるのが「社会貢献活動」です。
ローカルガイドの活動が、見知らぬ誰かの行き先への手助けとなり、行き先を決定する際の後押しとなるのです。
もちろんだからといって、Googleからも利用者からも報酬はもらえませんが、フォロワーやポイント、閲覧数、グッドが増えることが、ローカルガイドにとってかけがえのない、満足感や幸福感、やりがい、生きがい、といった目に見えない報酬を得ることが出来ます。
同じローカルガイド同士でこの活動について語り合うのも楽しいです。世界中のローカルガイドと繋がる公式なコミュニティサイトもあります。そこではGoogleの社員とコミュニケーションを取れたりも出来ます。
ローカルガイドイベント「コネクトライブ」
年に1度「コネクトライブ」という、世界中のローカルガイドのうち200名がカリフォルニアのGoogle本社に集まるイベントが開催されます。
そこではローカルガイドに関する今後の展望や情報を聞けたり、Google社員に直接要望を出せたり、魅力的な写真の撮り方の勉強をしたり、Googleグッズをもらえたりと、みんなでワイワイとフェスティバルを楽しめます。
2020年はコロナの影響で残念ながらイベントは開催されませんでした。私はまだコネクトライブに参加したことないので是非とも行ってみたいです。
応募要件は記述式で、応募の理由やローカルガイドをする理由や学んだことなどの質問に答えたり、YouTubeで1分ほどお題に沿った内容を英語でアピールすることで決まります。
見事、参加メンバーに選ばれると、交通費や宿泊料をGoogleが負担してくれるので無料で参加できます。世界各国から集まるので英語は必須です。
ローカルガイドの意義とは
Googleは、Googleマップの開発と発展に力を入れています。
またGoogleマップは「次世代のホームページ」とも言われ、お店や自治体もGoogleマップの管理を重視するようになりました。
こんな時代だからこそ「正しい情報」を
そこで重要になってくるのがローカルガイドからのクチコミ。良いクチコミを貰うことだけが重要ではありません。良いクチコミにも悪いクチコミにもしっかり返信することが信用へと繋がります。
コロナ禍だからこそ、ユーザーは正しい情報を求めています。
実際に出掛ける前に検索結果ページでそのお店の場所や営業時間を調べ、チェックをします。コロナの影響で営業時間の変更や臨時休業など状況の変化が目まぐるしく起こっているからです。
ユーザーの興味をかきたて行動を促す
ユーザーは正しい情報を効率よく取得すること失敗をしたくないと考えます。
ローカルガイドはユーザーへ正しい情報を伝え、興味をかきたて、行動を促す重要な役割を持っています。
私はローカルガイドが、ただの趣味ではなく社会貢献の役割を持っていることにとても魅力を感じております。
特別なお店や特別な場所のクチコミ、写真を投稿することだけがローカルガイドではなく、あなたが日常で行った、何気ない場所での何気ない行動が、誰かの役に立つのです。
あなたもローカルガイドになれる!
もしあなたが、お金を貰えなくても誰かの役に立ちたい、という気持ちがあるようでしたら資質は十分です。Googleローカルガイドになることを強くオススメします。なるのは簡単です。
リンク:日本ローカルガイド -Japan Local Guides-
Googleアカウントを取得し、Googleマップのアプリを取得し、行ったことのある場所のクチコミや写真を投稿するだけです。
一度投稿してみるとGoogleローカルガイドの楽しさと可能性に気づくはずです。
まずはお近くの公園やコンビニ、スーパーあのクチコミから始めてみてはいかがでしょうか。