ユーザーはすでにGoogleマップでお店を探している

スマートフォンの普及でローカル検索が主流に。

今や国民のほとんどが所有しているスマートフォン。2020年の統計結果によると、普及率は77.6%となっています。これは実に10人中7人以上であります。

既にそこそこのPCの性能は凌駕し、さらにはGPSで誤差数メートル、という恐ろしい精度で「どこにいるか」すら認識しています。そんなひと昔前のスーパーコンピューターよりも優れた端末を、誰もが手のひらに握っている時代になりました。

ローカル検索とは

検索方法の変化
検索方法の変化

「インターネット=パソコン」の時代はテキスト検索全盛でしたが、それはもう遠い過去のお話。
いまやGPSによるオンライン地図(Googleマップなど)で「スマホで近くのお店」を探す時代。

テキストで単語を探すのではなく、自分の位置を中心に「行ける店」を探す・・・これがローカル検索(地元検索)です。

その中でも群を抜いて利用されているオンライン地図アプリが「Googleマップ」です。

Googleマップが商売の生命線

Googleマップアプリ

商売をするうえで集客はもっとも大事な要素です。あなたのお店や会社が人が行き交う都会の一等地にあり、ほっておいても千客万来、でないかぎり、インターネットによる集客は欠かせません。

テキスト検索が主流であったひと昔前は、ホームページを作ってSEO(検索エンジン対策)をする、という古典的な方法しかなかったため、特に客商売では「ホームページにお金をかけて上位表示されても集客には直結しない」という考え方が多数でした。これはある意味そのとおりで、以前のワード検索では、キーワードが一致する全国のお店が一覧表示されるだけで、行ける距離にある店舗を探すのさえひと苦労だったのです。

今でもその「古い認識」を持つ方が少なくありません。

Googleマップは「見込客」だらけ

Googleマップによるローカル検索(地元検索)が主流のいま、ネット集客は効果がない、うちには関係ない、と思っている特に小規模のお店や会社は今すぐに考えを変える必要があります。

Googleマップの知っておきたい2つのポイント

Googleマップは多機能で、商売をしている側がおさえるべき点は多いですが、最低限下記の2点だけでも理解すれば、いかにGoogleマップが千客万来神アプリなのかが分かると思います。

検索位置(客がいる場所とお店の場所)の距離を重要視

Googleマップと距離
Googleマップは距離を重要視する

Googleマップは、ユーザーに表示する検索結果の要素として「距離」を重要視するアルゴリズムを持っています。ユーザーに対して「行ける距離にある近くのお店」を表示するということです。

Googleマップからお店やビジネスを探している人は「すぐそこにいる」ということです。

抜群の道案内機能「ナビ」で入り口まで誘導してくれる

Googleマップ ナビ機能
店の入り口まで誘導してくれるナビ機能

Googleマップには、他の追随を許さない世界ナンバーワンのナビゲーション(道案内)機能があり、行きたい場所にワンタップで経路案内をしてくれます。公共交通でも車でも徒歩でも自転車でも、最適な道案内はユーザーにとって一度使ったらこれなしには生活できない、というほどのキラーアプリであり、商売をしている側からしてもまさに「神アプリ」なのです。

まとめるとGoogleマップは

  • 近くにいる見込客にお店を紹介してくれて
  • ナビで店の入り口まで連れてきてくれる

しかも無料で。

例えば、立地条件の悪いお店を一等地の群衆に対して呼び込みをしてくれて、丁寧に入り口まで連れてきてれる敏腕な宣伝マンを無料で雇える、としたらすごくないですか?

Googleマップは、それ以上の効果を出すことのできるサービスですよ。これを使わないなんて、戦場で竹槍持って裸足で駆け回るようなものだと断言します。

結論
Googleマップは神。ローカルビジネスなら無いと死にます。